欲
欲について、調べてみました、以下、ウィキペディアからの引用です。
欲(よく、慾、希: ἐπιθυμητής, 羅: cupio, 英: desire)とは、何かを欲しいと思う心。欲望、欲求などともいう。
人間(ヒト)、動物が、それを満たすために何らかの行動・手段を取りたいと思わせ、それが満たされたときには快を感じる感覚のことである。生理的(本能的)なレベルのものから、社会的・愛他的な高次なものまで含まれる。心の働きや行動を決定する際に重要な役割をもつと考えられている。
生理的・本能的な欲求
生物が生命を維持し子孫を残すために必要な欲求である。外界からの刺激や体内の状態に直接結びついた、短期的な欲求である。
心理・社会的な欲求
ヒトは群居性の動物であり、また高度な思考力を持つために、社会的に認められたい、知識を満足させたい、他者を満足させたい、というより高次な欲求がある。また、欲求の内容は、後天的に身につくものであり、社会や文化の影響が大きいという特徴が見られる。
上記、引用の具体例を挙げると、下記のようになるかと思います。
・生理的・本能的な欲求
→食欲、睡眠欲、物欲、性欲、金欲
・心理・社会的な欲求
→名誉欲、出世欲、知識欲、承認欲、支配欲、金欲
(どちらにも入っている金欲が、根本的に大きな影響を持っているように思います。)
このように、世の中は、様々な欲に塗れています。
そして、欲は渇くと求め、満たしたくなるものです。
しかし、欲は満たされたと思っても、時が経つと、また、渇き、求め、際限のないものです。
キリがないこの状況に、常に虚しさを感じます。
例えば、サラリーマンをしていて、会社組織という集団に身を置く中では、周りから認められたいと思うものです。
しかし、会社組織のお仕事を必死に頑張っていたとしても、必ずしも認められるわけではありません。
そして、不平不満やストレスが溜まります。
それにより、先輩社員に夜の街へ連れられては、お酒や煙草、異性の味を占め、溺れ、日々の鬱憤を解消することが、恒例行事のように行われています。
しかし、そのような現実逃避は、一時のその場しのぎでしかありません。
状況は何一つ変わっておらず、根本的な解決に繋がっていないため、また、不平不満やストレスが溜まっては、恒例行事を繰り返すだけです。
結果、虚しい日々が続いていきます。
また、昨日、子供への虐待死という痛ましいニュースを見ました。
内縁の夫を失うことへの恐れ、その夫から認められたいという考えで、自らの子供を虐待していました。
他者に認められたいという承認欲、依存が中毒症のようになり、日常的に虐待を繰り返すことで、死にいたらしめました。
このような、子供の虐待死というものも、後を絶たない現状が続いています。
さらに、北海道の旭川市で起きた、女子中学生いじめ凍死事件というニュースを見ました。
母子家庭で母と共に、旭川に転居してきた女子中学生が、コミュニティの中で、いじめられ、搾取され、殺害されました。
そのコミュニティでは、学校、警察、市役所といった、本来、女子中学生を守る立場にある人達までもが、コミュニティにおける支配欲を優先し、このようなおぞましい事件が起こりました。
同じ子を持つ親として、大変心苦しい限りです。
結局、欲が原因なわけです。
では、この欲のスパイラルから、抜け出し、根本的な解決へ向かい、現状を変える術はないのでしょうか?
あります。
RAPTブログ、です。
RAPTブログを見ていると、欲について、様々な記載がされています。
地上の欲は、肉体をもつ上での肉欲でしかない、
天国へは、肉体で行くことはできない、霊体でしか行くことはできない、
霊体でも、罪や罪の芽があると、天国へ行くことはできない、
罪や罪の芽を無くすために、罪を悔い改めなければならない、
性欲による、異性の罪は大変な罪である、
出世欲、名誉欲、物欲は無くさなければならない、
金欲により、お金をいっぱい稼いだとしても、そのお金は天国へは持っていくことができない、等々。
そのような視点で欲のことを考えた時に、欲を持っていたところで、良いことなど全くないと気付きました。
欲を持っていたところで、人生において、本当の幸せを手に入れることはできません。
私の場合は、転職したことにより、元々持っていた名誉欲や出世欲、承認欲が無くなりました。
結果、周りから何をどう思われようとも関係なく、対人関係においても、何かを気にすることも無くなりました。
今後とも、RAPTブログを通じ、不要な欲を無くしていきます。