会社において、ビジネスの課題に寄与することが一番大事、と上司はよく口にします。
また、そのように言う上司に限って、ビジネスのことはビジネスを担当している人にお願いしたい、と自らがビジネスの課題を知り、変えていく意欲が無い場合がほとんどです。
結局、ビジネスを理解し実行する気はないが、アピールはしたいという姿勢で、寄与なんてできるわけがないと思ってしまいます。
ビジネスサイドは、そのようなアピールサイドの、心の内が見え透いているため、協力する気にもならないというのが実情です。
そもそも、社会における課題や問題を解決する手段が、ビジネスです。
それにより、世の中は随分と便利になったように思います。
最低限のお金は必要ですが、行きたいところにはすぐに行けるようになったし、食べたいものはすぐに食べることができるようになったし、欲しいものは、ある程度、手に入るようになったと思います。
しかし、ここまで進んだ先進国の文明で、課題や問題があるのでしょうか?
昨今、気候変動、防衛、と言った文言が、報道各社のニュースで騒がれております。
気候変動においては、言われてみれば、確かに、夏は暑すぎるし、冬は寒すぎるような気もします。
スウェーデンの環境活動家のグレタさんが、気候変動の問題を無視するな、と声高に叫んでいるシーンをよく見かけます。
防衛においては、北朝鮮がまたミサイルを発射したとか、中国が台湾を威嚇しているとか、タリバンがアフガニスタンを支配したとか、確かに、防衛って大事と思うような情報が溢れております。
しかし、ビジネスと、課題や問題とは表裏一体です。
ビジネスで課題や問題を解決することが表であり、課題や問題を引き起こすことでビジネスを行うことが裏です。
ビジネスを行うために、課題や問題を作り、あるように装っているのが裏です。
それ自体は情報操作でいくらでも可能なものです。
しかし、RAPT理論を読むと、さらに、この件について、深く入ることができます。
課題や問題を作り、あるように装っているだけではなく、まさにそれ自体を引き起こせる、ということです。
その一つが、人工降雨、なるものです。
文字通り、人工的に雨を降らすことができるもので、別名、ケムトレイルと言われております。
私は子供の頃、飛行機雲というものを、学び、認識し、空を見ては、あっ!飛行機雲、と言っていました。
しかし、その飛行機雲は、実は、ケムトレイルであったのではないかと、今は思っています。
では、そのケムトレイルが、何故、課題や問題を作っている、と言えるのか?
当然、善意をもって、ケムトレイルを使うことで、水不足が解消されるということはあるかと思います。
しかし、悪意をもって、ケムトレイルを使った場合、どのようなことが起きるでしょうか?
土砂災害、です。
記憶に新しいものでは、熱海における土砂災害です。
では、その土砂災害を起こして、ビジネスにおいて、何の得があるのでしょうか?
その土地を安く買い叩くことができます。
土砂災害の起きた土地に住みたいと思う人はいるでしょうか?
土砂災害が起きた原因がわかっている人からすると、その土地が安くて魅力的な土地であれば、買って住みたいと思います。
結局は、その土地に住む人達から、その土地を安く買い叩き、高く売りさばくビジネスが成立します。
このコロナ禍においても、同様の現象が見られます。
コロナにより、飲食店は時短営業や休業を余儀なくされました。
支援金の支払いも(おそらく意図的に)遅く、結果、多くの飲食店が閉店に追い込まれました。
そのような状況で、新たに飲食店を構えようとは大半の人は思いませんので、どんどん地価が下がります。
地価が下がったところで、安く、その土地を手に入れることができる状況です。
海外の報道で、海外の金融大手が、土地を買い占めているという、ニュースを見たことがありますが、そのような状況の裏付けになるかと思います。
このように、問題を引き起こすことが、ビジネス、お金儲けに繋がっているわけです。
お金は生活していくために、確かに必要なものです。
しかし、お金儲けのため、庶民から、土地や財産、ひいては命まで奪うものであってはなりません。
すなわち、課題や問題は、お金儲けのために、ビジネスをするという人の意識です。
そもそもの、社会問題の解決のために、ビジネスを行うという意識に立ち返らなければなりません。
今の国際金融資本システムは、お金を中心に成り立っておりますが、お金よりも、
利害を捨てて条理に従い、道理にかなった正しい道、義をより意識することが大切です。