教育
幼児教育、義務教育、社会人の再教育、生涯学習と、学びには世代別にも様々なものがあります。
しかし、これまでの学びで、自分の中で活かされているものがどれほどあるでしょうか?
いえ、ほとんどありません。
今、サラリーマンをしている状況において、特にこれと言って、人より秀でたものがあるわけでもありません。
脱サラしても、生活できるだけの手に職でもあれば、と思っても、それが何なのかもわからず、無い物ねだりをしているような状況です。
では、何故、このような状況に陥っているのでしょうか?
これまでの、義務教育、が主たる原因です。
義務教育は、指定された教科のテストで、問いがあり、それに対する回答があり、全員が100点満点を目指すことに主眼を置いた教育です。
この義務教育ですが、問題点があります。
それは、教科が指定されていること、問いに対する答えがあること、そして、点数をつけること、です。
教科が指定されていることで、その教科以外の、個性が活かされる学びがほとんどありません。
そもそも、子供たちは生まれながらに、それぞれが独自の興味、好奇心を持っています。
車が好きな子、電車が好きな子、お人形遊びが好きな子、お外遊びが好きな子、絵を描くことが好きな子、など、それぞれに個性があります。
しかし、義務教育では、指定された科目を、決められたカリキュラムで、学ぶことが義務的に行われているため、個性を伸ばしにくい状況にあります。
また、その指定科目の点数をつけることで、その科目ができる子供は勉強のできる子で、できない子供は勉強のできない子と、集団においても、余計な優越感や劣等感を生む一因にもなっています。
それが、ひいては、いじめといった問題にも発展しているのではないでしょうか。
さらに、問いに対する答えがあることで、考える力を養いにくい状況でもあります。
私のかつての上司は、国家資格を持っており、その資格だけ見ると、仕事ができるように思います。
確かに、教科書的な問いに対し、答えがある仕事には、めっぽう強いです。
ですが、答えの無い仕事になると、自らの内から答えが出てこないため、周りに求めるも周りから何も出てこないと、お手上げ状態になっていました。
結果、会社を辞めていきました。
この社会においては、答えの無い答えを求められるケースが多々あります。
そのため、義務教育の段階から、考える力を養っておく必要があります。
結局、指定科目の学びや点数が全てではなく、子供たちの個性を見つけ伸ばし、自身の考えを突き詰めることが、考える力を養うことにもつながるわけです。
好きこそものの上手なれ、です。
そのためにも、親の意識を変えていく必要がありますが、そこにも課題があります。
何故なら、学校では子供の教育について、教育の仕方の学びがないから、です。
市販の子育て本を買っては読み漁り、試行錯誤の日々を、私の妻も過ごしていました。
また、今の社会で揉まれ、染まっている大人ほど、個性や才能よりも、点数や学歴を重視する傾向があります。
今の社会自体が、個性や才能を活かしにくい状況なわけです。
この状況を変えるためには、何より、親への教育が必要です。
そして、その親への教育を可能とするのが、RAPTブログです。
RAPTブログを見ると、教育について、親としての心持ち、子供との関わり方など、より深く学ぶことができます。
一男一女の親である私自身も、教育に対する意識が大きく変わりました。
この住みにくい社会の中で、子供が大人になっても、不安や苦悩を抱えることなく、心豊かな人生を送ることができるようにしなければなりません。
そのためにも、
親は、学校のテストの点数や成績に囚われないよう、子供の個性や才能にも向き合う努力をしなければなりません。
また、多くの大人が、子供の個性や才能を活かすことのできる環境、社会を築き、後世の繁栄に繋がるよう、努力しなければなりません。
そして、未来の礎を築き、子供達に希望を。